中郡古道

毛利輝元移城を実現し、重要な役割を持った古道

▼ 中郡古道の説明はこちら

中郡古道について

広島城築城時かそれ以前か、はっきりとはしていませんが、郡山から山陽へ毛利輝元が二宮就辰、井原元尚に道の普請を命じたとされます。輝元が広島へ移城した天正19年(1591年)1月には整備が完了していたようであります。当時上根峠の道はなく、この中郡道が広島へ通じる唯一最短距離のものでした。

その後毛利氏に代わって入封した福島正則や浅野長晟によっても年貢米や領内物産の輸送路として整備され、この道の重要性はますます高まったとのことです。

中郡古道の看板とレリーフ

中郡古道は国土交通省中国地方整備局により、夢街道ルネサンスの正式街道として認定されました。その時に頂いた記念のレリーフと中郡古道を現した看板です。

道は、集落の中心から山の中へと続いています。この道をたどれば、かつてどのようにして交通が行われてきたか、意外な発見があります。